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発見したこと、感じたこと、伝えたいこと
by 55kazamidori

震災時の心理ケアについて  読んでみて!

心理士として阪神淡路大震災の際、一週間以上
被災地にいったことがある方からのメッセージです。
子供がいる人向けのものだそうですが、
読んでみて、まず大人がコントロールできなければと
実感したので、ご紹介します。
♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪♪::♪

*不安は体内でアドレナリンを放出し、軽い興奮状態を
引き起こします。
これによって、不必要に感情があふれだしたり、いらいらしやすく
なったり、 知らぬうちに身体的な疲労が蓄積したりします。
また、「何かをしなければ」という気持ちにもなりやすく、
やたら行動してしまうこともあります。
今はそんな自分に「落ち着いていよう」と声をかけてください。
自分を守るために大切なことです。
自分をこうして守ることが周りにいる人も安心させます。


*テレビはあまり長時間見続けないようにしましょう。
インターネットやラジオに切り替えることを意識してください。
特に子どもには気をつけてあげてください。
こういう時期にアニメや映画をみるなんてと思われるかもしれませんが、
時々はそうしてください。
過去にも、テレビ放映での二次受傷の問題が多々ありました。
涙がよく出たり、妙な罪悪感が湧いてきたり、お腹のあたりがぎゅっと
してきたら テレビを消したり、違う番組をみるようにしましょう。

*こういう時こそ、「やわらかい心を意識してもつ」ことです。
極端な情報の解釈を人に押しつけたり、偏った情報から「こうなんだ」と
結論を急いだりしないようにしましょう。
前述したように人や状況に腹がたつこともあるかもしれませんが、
今、悪者や敵を作らないように意識してください。
協力しあう仲間だと理解し、多々不手際や不便なことがありますが、
「限界のあるなかで頑張っている」という思いで感謝を忘れないように
こころがけましょう。


なお、コミュニケーションはとても大切です。
テレビをずっとみているよりも、人と会話をするようにしましょう。


私が住んでいるマンションにも今日から交流サロンがオープンします。
誰かと話して、情報交換し、不安な気持ちを軽くしながら、
乗り切っていきたいと思いますo(^_^)o
by 55kazamidori | 2011-03-18 11:26 | kazeの通り道
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